春ばあちゃん千葉工業大学「玉音を聞いた地」を訪ねるの記

2010年8月20日(金)



1945(昭和20年)8月15日春ばあちゃんは学徒動員先の田中航空機器製作所で終戦を迎えました。 整列して聞いた玉音放送は、15才の少女には内容が理解できず、まわりの大人たちが泣いているのを見て、 無性に悲しく一緒に泣きました。
1950年、移転されてきた千葉工業大学は、かって田中航空機器製作所のあった場所です。
春ばあちゃんは、65年前の戦争の痕跡を訪ねました。  

千葉工業大学全景

千葉県習志野市津田沼2丁目17番1号にある日本の私立大学です。大学の略称は「千葉工大(ちばこうだい)」 英称では「CITまたはChibaTech」

JR津田沼駅のすぐ近くにあります

通用門

明治40年(1907)当地に移駐した陸軍鉄道連隊第三大隊(大正7年に鉄道第二連隊に改組)兵舎の表門として使用されていたものです。平成10年5月、国の登録有形文化財に登録されました。 「工大の煉瓦門」として親しまれています。(説明書より)

当然、学徒動員中の田中航空時代にもあった訳ですが記憶にありません

正門

通用門とは対照的に近代的な門です

キャンパス

木陰の池に足を入れ談笑する学生たち

ここが戦争中、飛行機工場で学徒動員の15才の女学生たちが働いていた事を知る人はもういないでしょうね

学生食堂

広々とした清潔な学生食堂。
夏休み中で11時の開店早々の為か閑散としています

学生食堂

安くてボリュームがあり、メニューが豊富で、来学する人々にも人気があるそうです

春ばあちゃんには食べ切れないのでライスは半分に

完成予定図

2011年には新2号棟の完成が予定されているそうで工事が進められていました

1945年8月15日正午、この場所で連日の空襲の恐怖から開放されました。
此処には飛行機工場の痕跡は全くありませんでした。

♦   あの夏のあの日防空頭巾脱ぐ   ♦
♦   おさげ髪玉音に泣きし遠い夏    ♦



春ばあちゃんの俳句へ




春ばあちゃんの放浪記へ




春ばあちゃんのホームページトップへ